「下腹部がチクチク痛む」
「ガスが溜まったような張りがある」
「定期的に下腹部が痛むが放置している」
などという方は多いのではないでしょうか。
下腹部の痛みには、さまざまな原因が考えられます。
この記事では、症状のタイプ別に原因や対処法、受診の目安をわかりやすく解説します。
下腹部痛の主な原因
消化器系の疾患
過敏性腸症候群(IBS)
ストレスや食事が原因で腸の動きが異常になり、
チクチクした痛みや張りを感じることがあります。
対処法:食生活の見直し・ストレス管理・整腸剤の服用が有効です。
大腸憩室炎
大腸の壁にできた小さな袋(憩室)が炎症を起こします。
対処法:食物繊維の摂取・水分補給を意識しましょう。
抗生物質の投与が有効です。
※炎症が強い場合は、消化器内科を受診を推奨いたします。
便秘・ガス溜まり
腸の動きが鈍くなり、ガスや便が溜まることで
張りや痛みが生じます。
対処法:食物繊維の摂取・適度な運動・腸内環境の改善が有効です。
性別による主な疾患
女性の場合
子宮内膜症・卵巣嚢腫
生理痛とは異なる下腹部の痛みを感じることがあります。
対処法:痛みが続く場合は婦人科を受診を推奨いたします。
膀胱炎
排尿時の痛みや頻尿とともに
下腹部の不快感がみられます。
対処法:水分を多めに摂取し、症状が改善しない場合は、
内科・泌尿器科の受診を推奨いたします。
男性の場合
前立腺炎
排尿時の違和感や下腹部の鈍痛が特徴です。
対処法:泌尿器科を受診し、適切な治療を受けましょう。
痛みの場所別に考えられる疾患
下腹部の真ん中が痛い場合:
過敏性腸症候群(IBS)、大腸炎、膀胱炎 など
左側が痛い場合:
便秘、大腸憩室炎、婦人科系疾患 など
右側が痛い場合:
虫垂炎、大腸憩室炎、婦人科系疾患など
受診の目安と内視鏡検査の重要性
すぐに受診すべき症状
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激しい痛みが続く
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血便が出る
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発熱を伴う
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食事が摂れないほどの不調
40歳を過ぎたら、定期的な内視鏡検査(胃カメラ検査・大腸カメラ検査)を受けましょう
登戸なかたに消化器・糖尿病内科では、
鎮静剤を用いた内視鏡検査を提供しており、
痛みや不快感を感じることなく詳しい診断が可能です。
専門医が丁寧に検査を行い、日帰り手術も可能です。
特に40代以上の方は、下腹部痛が続く場合、
大腸の病気を早期発見するために検査をおすすめします。
院長 中谷行宏
内視鏡専門医として、月200件以上の胃カメラ、大腸カメラ検査を行っています。
消化器病専門医として、おなかの症状の方の診療を行っております。