大腸がん

このような症状・お悩みはありませんか?

上記のような症状やお悩みがある方は、大腸がんの可能性があります。
大腸がんは、重篤化すると命にかかわる場合もありますが、早期発見・治療により完治が見込める病気です。大腸がんでなくても、その他の病気に罹患していることも考えられますので、気になる症状がある場合は内視鏡検査の受診をおすすめいたします。
 

大腸がんとは

腹痛大腸がんとは、大腸の粘膜に発生する悪性の腫瘍のことをさします。
大腸がんが発生するケースとして、良性のポリープががん化して発症するケースと、直接大腸がんができる場合があります。ポリープががん化して発症するケースが大部分と考えられています。
また男女ともに罹患者数・死亡者数が多く、女性の死亡者数は第一位のがんです。

大腸がんの原因

大腸がんの原因には、主に過度な飲酒や喫煙などの生活習慣と食生活などが挙げられます。
最近では、食文化の西洋化にともない、ハム・ソーセージ・ベーコンなどの加工肉や高脂質な食事、牛・豚・羊などの赤身の肉の摂取増加によって、大腸がんの発症リスクが高まっています。

大腸がんの予防

大腸ポリープががん化して大腸がんになる経路が発がんの大部分です。大腸ポリープをすべて切除することで大腸がんが8割程度減少すると報告されています。大腸ポリープの段階で切除することが確実な大腸がん予防の方法です。

大腸がんの治療

大腸がんは、がんの進行具合(ステージ)や種類によって治療法を検討していきます。
また、早期発見された大腸がんであるか、転移や浸潤が進んだ段階で発見された大腸がんであるかによって、治療方法は変わります。
内視鏡検査(大腸カメラ)をすることで、直接病変の状態を確認し、正確な治療方法を検討します。

大腸がんの検査

大腸カメラ大腸がんは大腸内視鏡検査(大腸カメラ)によって発見・診断することができます。
大腸カメラ検査では、肛門から内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までの全大腸(一部小腸)を直接観察するため、早期発見・確定診断に有効です。また、大腸がんの種類やステージを診断することも可能です。粘膜にとどまっているごく早期の大腸がんは検査のときに切除することもできます。大腸カメラは治療もいっしょにできる検査方法です。
大腸がんの重篤化を防ぎ、最適な治療方法を判断するためには、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の受診をおすすめいたします。

大腸カメラ検査

当院では、鎮静剤、鎮痛剤を使用して楽に受けていただけるように配慮しております。使用する鎮静剤の種類も工夫しており、これまで鎮静剤が効かないと言われた方にも、しっかり対応できます。鎮静剤の効果には個人差もございますが、眠っているような状態で苦痛が少なく検査を受けることができます。
鎮静剤の使用にはリスクも伴いますので、患者様と相談のうえ施行します。


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